仮想通貨とはなんだろう。。
最近、ニュースや周りの人との会話でよく出て来ていて、仮想通貨という単語は知っているけど、どんなものなのかよく分からない。
「仮想通貨について、基本的な内容を手早く知りたい。」
そんな悩みをお持ちの方向けの記事です。
本記事の目次
①仮想通貨とは・・・そもそも仮想通貨ってどんなもの?どんな使い方をするの?
②仮想通貨の種類・・・仮想通貨にはどんな種類があるの?
③仮想通貨と電子マネーの違い
④今後の仮想通貨の発展性
記事の信頼性
記事を書いている僕は、大手公的金融機関に約6年間勤務していました。
日々、日本経済新聞を読み、経済動向把握の業務にも携わっていました。
それではさっそく内容に入っていきたいと思います。
①仮想通貨とは
✓仮想通貨とはどんなもの?
・仮想通貨はデジタルな通貨の一種です。
「デジタルな通貨」と言っているだけあって、紙幣や硬貨といった現実のお金とは異なり、目で見れたり、手に触れられるものではありません。
インターネットなどの仮想空間上で、モノやサービスをやり取りする時に対価として支払われる通貨です。
・また、専門の取引所を通じて、円やドル、ユーロ、ウォンなどの現実のお金と交換することもできます。
・ちなみに、2017年4月に施行された「改正資金決済法」(いわゆる仮想通貨法)で定義している内容をわかりやすい言葉で説明するとこのようになります。
「仮想通貨とは、モノを購入したり、レンタルしたり、あるいはサービスを利用したりする場合に、その代金の支払いのための広く用いることができるもの。
かつ、不特定多数の人との間で売買できる財産的な価値があるもの。電子機器などにデジタルデータとして記録されていて、日本円や海外の通貨、および
それらの通貨建て資産を除外したもの。不特定の相手とお互いに交換し合うことができる財産的価値で、情報処理ネットワーク(インターネット)を通じてやり取りできるもの」
✓どんな使い方をするの?
仮想通貨の使用例は簡単にまとめると以下の2つです。
・資産の運用・拡大:今後価値が高まることを予見して、仮想通貨を保有することで、資産を拡大する。
・安全資産の確保:円やドルなどの法定通貨の価値が下がることを予見して、安全のために仮想通貨を保有する。
仮想通貨の使い方について、もっと知りたい!という方はこちら(執筆中)
②仮想通貨の種類(主に3つ)
・ビットコイン(BTC)
これが現在、最も有名な仮想通貨ですね。皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。
世界中で利用できる次世代の通貨をめざして作られた仮想通貨で、時価総額、取引量ともに最多です。
・イーサリアム(ETH)
2021年2月3日現在、時価総額はビットコイン(BTC)に次いで第2位の暗号資産(仮想通貨)です。
・リップル(XRP)
時価総額第4位の暗号資産(仮想通貨)です。民間企業であるRipple社が開発を主導しています。
③仮想通貨と電子マネーの違いは?
・電子マネー:円やドルなどの法定通貨のインターネット上での簡便な決済方法の一つです。例えば、日本での電子マネーの価値は、円の価値と連動。
・仮想通貨:電子マネーとは違い、市場の供給と需要にあわせて価格が変わります。例えば、日本では、外貨取引と同様に、円の価値変化に大きな影響なし。
④今後の仮想通貨の発展性
・まず、仮想通貨が従来の法定通貨(日本円やアメリカ・ドルなど)に取って代わる可能性は今のところ低いです。
仮想通貨は、まだまだ一般の人に認知されていないため、一般的な買い物の支払いに用いることはできません。
→要は、使い勝手が悪いよということ。
・ただ、仮想通貨には、ブロック・チェーン(公開取引台帳システム)技術に支えられた、安くて早くて簡単な国際送金サービスを提供してくれる価値があります。
各国政府や銀行が仮想通貨に注目し、新たな国際送金システム導入の動きが盛んになれば、上記デメリットを克服し、非常に便利な通貨となる可能性があります。
以上で、仮想通貨の基礎知識の説明を終わります。いかがでしたでしょうか。
今後も資産運用や仮想通貨についての記事をアップ予定ですので、よかったら見に来てくださいね。
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